ParaView で LIGGGHTS を可視化する
LIGGGHTS で生成した dump ... custom/vtk 出力や particle*.vtk ファイルは, ParaView
を用いることで粒子挙動を直感的に確認できます. このページでは読み込みの準備からレンダリングのポイントまで概要をまとめました.
読み込み前のチェックリスト
- 出力ファイルが
.vtkなど ParaView が扱える形式になっているか確認. - タイムステップごとにディレクトリを分ける場合は
file_*.vtkのようにゼロ埋め連番へリネーム. - 座標系や単位系をメモしておき, カラーリング時に混乱しないようにする.
基本の読み込み手順
- File > Open から対象の
.vtkもしくは.vtmを選択. - 「Apply」を押してパイプラインにロードし, タイムステップが存在すれば Animation View で確認.
- 粒子表示には Glyph フィルターを使用し, Glyph Type を Sphere, Scale
Array を
radiusに設定. - 色分けは Coloring ドロップダウンから任意の物性値を選ぶ. 範囲は Rescale to Custom Range で固定可能.
よく使うフィルター
| フィルター | 用途 | ポイント |
|---|---|---|
| Clip / Slice | 内部断面を表示 | 粒子中心に合わせる場合は Show Plane で位置を微調整. |
| Threshold | 粒子の抽出 | 速度や応力などの条件でハイライト. |
| Temporal Interpolator | 時間補間 | ステップ間隔が粗いデータを滑らかにアニメーション. |
仕上げのコツ
照明と背景
Lighting を Light Kit に変更し, 背景は View > Background からブランドカラーに揃えるとサムネイルに映えます.
アニメーション出力
File > Save Animation で MP4 出力する際は Frame Rate と Stride を設定し, リサイズは Rescale to Size を使用します.
トラブルシューティング
- 粒子が表示されない
- Glyph の Scale Factor が小さすぎることが多いです. 粒径を確認しながら 0.5〜2.0 の範囲で調整.
- 色付きが真っ白になる
- Color Map の範囲が固定されている可能性があります. Rescale to Data Range で再計算.
- フレームがカクつく
- 表示粒子数が多い場合は LOD を有効にするか, Mask Points で間引いてからレンダリングします.
合わせて読みたい
- LIGGGHTS 日本語ガイド で出力条件を確認.
- Python 自動化ノート で ParaView の batch 処理を学ぶ.
- Open DEM Japan ホーム で最新情報をチェック.