ParaView で LIGGGHTS を可視化する

LIGGGHTS で生成した dump ... custom/vtk 出力や particle*.vtk ファイルは, ParaView を用いることで粒子挙動を直感的に確認できます. このページでは読み込みの準備からレンダリングのポイントまで概要をまとめました.

読み込み前のチェックリスト

基本の読み込み手順

  1. File > Open から対象の .vtk もしくは .vtm を選択.
  2. 「Apply」を押してパイプラインにロードし, タイムステップが存在すれば Animation View で確認.
  3. 粒子表示には Glyph フィルターを使用し, Glyph TypeSphere, Scale Arrayradius に設定.
  4. 色分けは Coloring ドロップダウンから任意の物性値を選ぶ. 範囲は Rescale to Custom Range で固定可能.

よく使うフィルター

フィルター 用途 ポイント
Clip / Slice 内部断面を表示 粒子中心に合わせる場合は Show Plane で位置を微調整.
Threshold 粒子の抽出 速度や応力などの条件でハイライト.
Temporal Interpolator 時間補間 ステップ間隔が粗いデータを滑らかにアニメーション.

仕上げのコツ

照明と背景

LightingLight Kit に変更し, 背景は View > Background からブランドカラーに揃えるとサムネイルに映えます.

アニメーション出力

File > Save Animation で MP4 出力する際は Frame RateStride を設定し, リサイズは Rescale to Size を使用します.

トラブルシューティング

粒子が表示されない
Glyph の Scale Factor が小さすぎることが多いです. 粒径を確認しながら 0.5〜2.0 の範囲で調整.
色付きが真っ白になる
Color Map の範囲が固定されている可能性があります. Rescale to Data Range で再計算.
フレームがカクつく
表示粒子数が多い場合は LOD を有効にするか, Mask Points で間引いてからレンダリングします.